15:00〜17:20 --- アプリケーション一般 ---
| セッション17 |
| ◆USB2.0/1.1 機器エミュレーションシステムとその応用 |
| (株)図研 SoC事業部 ビジネスデベロップメント課 清水喜弘氏 |
| ◎概要 |
| 近年USB機器開発においてファームとドライバはどんどん複雑になっているにも関わらず、開発期間は短縮が求められています。当然ファームやドライバはHWが無くては開発できません。そこでFPGAにUSB IPとPCI IPを実装し、USBデバイス(ファンクション)をPCI経由でWindows環境から制御するAPIを開発しました。ユーザはそのAPIを使用することでUSBデバイスの動作モデルを手軽に作成できます。このことによってHW作成前にドライバの開発はもちろん、ファームの仕様確認や実機に対するリファレンスモデル作成が可能となります。さらにFPGAにユーザロジックを載せれば新たにボードを作成せずにそのユーザロジックの検証も可能です。PCIスロットを備えた一般的な開発環境に載せれば組み込み環境への移植も容易です。 |
| セッション18 |
◆『FPGAと追記書き込みCD-ROMを応用したセキュリティシステムの構築』 − ALTERA/STRATEX + NIOSコアによる動的処理機能切替の利点 − |
| 来栖川電工(有) 中野R& Dカンパニ 応用技術部 井倉将実氏 |
| ◎概要 |
本論文は、FPGAとそのFPGAにCPUコアを実装してCDROMドライブを駆動して、Windowsなどから作成されたCPUプログラムコードやデータをFPGA内部の組み込みCPU側で実行する方法を紹介したものです。
Windowsなどのクロス開発環境で作成されたプログラムを実行する方法としてはシリアルポートやEtherなどからの方法もありますがHDD/CompactFlash/CDROMなどのTrueIDEモードを利用したファイルの受け渡しは今後FPGA内部のCPUの重要性が高まれば必ず必要になる方式です。
そこで本論文ではFPGAによるTrueIDEモードでのCDROMアクセス方法の実現紹介と、パソコンには苦手でFPGAであるがゆえに可能なCDROMを利用したプログラム/コードのプロテクト方法をご紹介します。 |
| セッション19 |
| ◆プロトコル処理の多くをハードウェア化したUSBデバイスコントローラの開発 |
東海大学工学部通信工学科(B4) / 東海大学大学院工学研究科(M1)/ 東海大学大学院工学研究科(M2) / 東海大学電子情報学部コミュニケーション工学科
名野響氏 / 神山智章氏 / 近千秋氏 / 清水尚彦氏 |
| ◎概要 |
我々は独自のUSBデバイスコントローラを開発した。このコントローラはロースピード(1.5Mbps)用でコントロール転送とインタラプト転送を行う事が出来る。コントローラはインターフェースとMPUで構成されており、インターフェースは主に下位のプロトコルに関する処理を行う。MPUはUSB専用命令を実装し独自に開発した。ファームウェアでの処理は上位プロトコルが中心となり、少ない命令数で実現出来る。
USBゲームパッドを実現するためのファームウェアの命令数は255以内となった。デバイスはWindows PCに接続し、コンフィギュア終了後正常にゲームパッドとして利用可能であった。 |
| セッション20 |
| ◆TCP/IPv6プロトコルスタックのFPGA実装と評価 |
| 電気通信大学情報工学科 村田一宣氏 / 楯岡孝道氏 / 阿部公輝氏 |
| ◎概要 |
| インターネットへの常時接続環境の普及に伴い、家庭電化製品のネットワーク接続が期待されつつあり、情報家電向けのIPv6の仕様策定や、そのハードウェア実装が行われている。また、TCP/IPv4プロトコルスタックチップも市販されている。本稿では、トランスポート層にTCP、ネットワーク層にIPv6を持つプロトコルスタックをハードウェア化するのに必要なコストを評価する。評価にはFPGAを用い、コストの尺度としてFPGA実装時ゲート使用量を採用する。実装するTCPの仕様には、コストを重視した制限を加えた。実装の結果、TCPを含めたプロトコルスタック全体が、60万ゲートFPGAを用いれば、1チップに搭載できる規模であることが分かった。また、TCPのコストは,それ以下の層全体のコストにほぼ等しく、Ethernetリンク層の5.5倍であることが分かった。 |