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プレスリリース

ケイデンス、進化したEnterprise Verification製品により、エンジニアの生産性を向上

  (2007/12/4)

新しいAspect-Oriented Generationエンジン、トランザクション・ベースの
アクセラレーション機能が向上、さらに、SystemVerilog向けの
Open Verification Methodologyをサポート

電子設計のイノベーションで世界をリードするケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、社長兼CEO:Michael J. Fister(マイケル・J・フィスター)、日本法人 本社:神奈川県横浜市、社長:川島良一、以下ケイデンス)は、12月3日(米国現地時間)、重要な新しいテクノロジが、Incisive(R) Enterprise verification familyに統合されたことを発表しました。今回のテクノロジの統合により、機能検証を担当するエンジニアリング・チームは、マルチ・モードの携帯電話や、ゲーム機器の画面、およびDVDプレイヤーなど、ますます複雑化するチップ設計に対応できます。新しいIncisiveテクノロジは、新規に開発されたOpen Verification Methodology (OVM)のサポート、強力なaspect-oriented generationエンジン、複数のテストベンチ言語にネイティブ対応した第二世代のケイデンスのトランザクション・ベース・アクセラレーション(TBA)、そして多くの生産性向上のための機能が含まれています。
新しいaspect-oriented generationエンジンは、aspect-oriented にプログラミングされたテストベンチを活用することにより、パフォーマンスとスケーラビリティを改善します。ケイデンスのIncisive Specman(R) Testbench、Incisive Enterprise Simulator、そしてIncisive Palladium(R)およびXtreme(R)ハードウェア・アクラレーション/エミュレーション・システムへの大幅な機能強化がさらに生産性を向上させます。

新しいAspect-Oriented Generationエンジン
Incisive Enterprise Simulatorと Incisive Specman Testbenchは、先端的な検証を行うスペシャリストが、複雑でaspect-orientedなシーケンスの検証を大規模設計に対して行うことができるaspect-oriented generationエンジンを備えています。このエンジンは、eベースの検証環境の性能を約5倍向上させます。

Siemens社、A&D verification manager、 Thomas Kraus氏のコメント:
「ケイデンスの先端的な検証製品に含まれる最新のaspect-oriented generationテクノロジは、ケイデンスが、我々の設計の複雑度に合わせた検証テクノロジを、継続的に提供するという取り組みを表したものといえます。向上した性能と、ビルト・インされたプランニングやマネジメント機能、そしてシステム・レベルのスケーラビリティとの組み合わせにより、我々は次世代の設計を自信をもって検証できるようになりました。」

Open Verification Methodologyのサポート
設計の複雑さが増していく中、検証用テストベンチの作成とデバッグは大変困難なものとなっています。混在言語に対応するIncisive Enterprise Simulator は、Open Verification Methodologyと、その基礎となるクラス・ライブラリを新たにサポートしており、SystemVerilogによる検証環境を短期間に構築し、コードの移植性と再利用性を確実なものにします。その結果、設計チーム全体の生産性は向上し、検証プロセスにおける予測性が向上します。さらに、強化されたクラス・ベースのデバッグ・ユーティリティにより、オブジェクト指向の複雑なテストベンチが管理できます。新たに多言語に対応したIncisive Verification Builderは、ユーザーが既存のテンプレートを活用して迅速に検証IPを構成し、テストベンチを早期に構築するための支援を行います。

Paradigm Works 社、President and CEO、Michael Hoyt氏のコメント:
「Paradigm Worksは、SystemVerilogベースのチップ設計や検証サービスを提供する上で、強力で包括的なソリューションが必要です。ケイデンスのIncisive Enterprise Simulatorは、プロジェクトにおいて必要とするオープンなクラス・ベースのメソドロジ、先端的なデバッグ機能、そして強力なテストベンチ生成機能を提供してくれます。 我々は、SystemVerilogとケイデンスの最新のシミュレータを使用することにより、自社の設計者およびお客様双方の検証効率の改善ができます。」

第二世代のトランザクション・ベースのアクセラレーション
Incisive Enterprise verification familyは、XtremeとPalladiumハードウェア・
アクセラレーション/エミュレーション・システムを使用したシステム・レベルの検証の生産性を改善する新しい機能を提供します。新バージョンであるTBA2.0は、Accellera SCE-MI 2.0ドラフト標準に準拠しており、高い性能を提供すると同時に、自動化や、容易な操作性、およびプラットフォームの移植性を実現します。TBA 2.0は、再利用可能でスピード・アップされた検証環境をサポートするための新しいインフラとガイドラインを提供することにより、設計・検証チームが検証期間を短縮するための支援を行います。TBAの新しいバージョンは、メソドロジと製品が組み合わされ、トランザクション・ベースの検証環境や検証IPの構築とデバッギングを簡素化する多くの機能を備えています。その中には、ネイティブな多言語トランザクション・レベルのモデリング・インターフェース、自動化された可変長のメッセージング、設計制約のランダム化、自動化されたトランザクション・レベルのレコーディング、そして強力なシグナル・トランザクション・レベルのデバッグ機能などがあります。

提供時期:
Incisive Enterprise Simulator 6.2, Incisive Specman Testbench 6.2およびTBA 2.0 が使用可能なIncisive PalladiumとIncisive Xtremeシステムは、既に提供を開始しています。

ケイデンスコメント:
Jim Miller(米国ケイデンス、Executive Vice President):
「ケイデンスは、今後も先端的なメソドロジと組み合わせた革新的なテクノロジを開発し、先進的な検証チームのニーズに応えていきます。Incisive Enterprise verification familyの新しい製品により、ユーザーは、何百万ものロジック・ゲートを含む設計を扱えるようになります。」