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プレスリリース

Catapult C SynthesisとSLECシーケンシャル等価チェッカを組み合わせた実証済みのESL合成・検証フローを発表

  (2008/1/18)

メンター・グラフィックスとカリプト・デザイン・システムズ、
Catapult C SynthesisとSLECシーケンシャル等価チェッカを組み合わせた実証済みのESL合成・検証フローを発表
(2008年1月15日)

2008年1月14日(日本時間1月15日)- メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は本日、 Catapult C Synthesisとカリプト・デザイン・システムズ株式会社(以下カリプト)の SLECシーケンシャル等価チェッカを使った ESL(Electronic System Level)ハードウェア設計および検証フローを発表しました。各国のユーザおよびSTARCによって最近行われたトライアルで実証済みであるこの統合されたフローは、純粋なANSI C++からRTLへ高品質な合成を行い、結果としてのRTL設計が機能的に正しいことをフォーマル検証するのに効果的です。これらのユーザによる評価結果はメンター・グラフィックスとカリプトを組み合わせた設計フローの有効性と、ESL手法をハードウェア設計に使用している企業における量産設計への幅広い適用可能性を実証するものです。

これら2つのクラス最高の設計ツールによりANSI C++合成および検証のための統合された、優れたソリューションが実現されます。Catapult C Synthesisを使うことにより最適なRTL記述をマニュアル設計手法と比較して10〜100倍高速に作成することができます。SLECはRTL設計がシステムレベル・モジュールと等価であることを、テストベンチやアサーションを用いることなく包括的に検証することができます。SLECはシーケンシャル解析テクニックを使ってCatapult CのRTL出力が元のANSI C++ソースと機能的に一致することを検証します。Catapult C SynthesisとSLECの統合は、ユーザに高速かつ徹底的なベクターレスの設計・検証手法を提供することにより設計者の生産性を向上します。

「ハイレベル合成ツールを使う際には、ハイレベルでのC記述がツールのRTL出力と機能的に等しいことを検証する必要があります。STARCのあすかIIプロジェクトにおいてメンター・グラフィックスとカリプトのCatapult C Synthesis/SLECフローの確認をしました。Catapult C Synthesisツールから出力されたRTLがハイレベルのソースコードと機能的に同じであることを、いくつかのモチーフを用いて検証することができました。この作業は短時間で実行することができ、また2つのツール間のシームレスな統合も確認することができました。これはハードウェア設計に対してESL手法の適用を検討している企業にとって非常に価値のあるフローだと考えます。」STARCの開発第2部 高位設計開発室室長 柏木 治久氏はこのように語っています。

この統合により、Catapult C Synthesisユーザは純粋なANSI C++記述から自動的にRTLを生成し、SLEC環境を起動するセットアップ・スクリプトを生成することができます。これにより、ユーザーは純粋なANSI C++とRTL記述間の等価性を素早く検証すると共に、これ以外の様々な設計最適化等についても最終的なIC実装設計に移る前に検証することが可能となります。

「SLEC/Catapult C Synthesisフローにを使ったユーザの体験は、ESL合成と検証がメインストリーム設計に適用可能であることを実証するものです。STARCのプロジェクトによって大規模ハードウェア設計にESLフローを使用することによるインターオペラビリティと生産性の向上が実証されました。」 カリプトのCEO、Tom Sandoval氏はこのように述べています。

「複雑な設計に対してシステムレベルの合成および検証を行うことにより様々な効率がアップし、設計期間の短縮と全体的な利益率向上が可能になります。STARCの行った評価により、メンター・グラフィックスとカリプトのソリューションが生産性の向上に著しい効果をもたらし、設計の複雑化とtime-to-marketの圧力という相反する課題に取り組むユーザーの負荷を緩和できることが証明されました。STARCがメンバー企業のためにこの統合されたESLフローを検証してくれたことに感謝します。」メンター・グラフィックスのDesign Creation and Synthesis Divisions、General ManagerのSimon Blochはこのように述べています。

カリプトについて
2002 年に創立されたカリプト・デザイン・システムズ株式会社 は、システムレベル設計とRTL 設計とのギャップを埋めることにより、設計コストおよびシリコンの再設計を大幅に削減することを可能にしています。カリプトは世界中の先進的な半導体システム企業にソフトウェア製品を提供しています。株式未公開のベンチャー企業である同社は、Cipio Partners、JAFCO Ventures、Tallwood Venture Capital およびWalden International から資金提供を受けています。同社はケイデンス社のConnections プログラム、IEEE StandardsAssociation (IEEE-SA)、シノプシス社のSystemVerilog Catalyst Program およびメンター・グラフィックス社のOpenDoorプログラムに参加しています。本社所在地は2933 Bunker Hill Lane, Suite 202, Santa Clara, Calif. 95054、電話 (408) 850-2300、カリプトについての詳しい情報は http://www.calypto.comをご覧ください。
● Cベース設計について
  http://www.mentorg.co.jp/solution/c-design.html

本件に関するお問合わせ
メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社 
コーポレート・マーケティング部
TEL: 03-5488-3035 FAX: 03-5488-3032
E-mail: mktg_mgj@mentor.com