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プレスリリース

「OASIS-Utility」の最新版を富士通マイクロエレクトロニクスが採用

  (2009/1/5)

2009年1月5日 東京 - TOOL株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長 本垰秀昭、以下 TOOL)のOASISデータハンドリングツールである「OASIS-Utility」がこのたび、富士通マイクロエレクトロニクス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 岡田晴基、以下 富士通マイクロエレクトロニクス)に採用されました。

データの大規模化、高精度化に伴うGDSの表現能力の限界を解決すべく、OASISフォーマットへのデータ移行が本格的に始まっています。しかしながら、マスクデータ処理に向けてツール間でのフォーマット取り扱いの差異、さらにはデータ相互変換、ブロック毎のデータチェックに伴う指定階層展開などの煩雑な作業に膨大な時間を要するため、これらの解決には高機能かつ実設計を見据えた高速処理が可能なツールの支援が不可欠です。OASIS-Utilityの最新版では、指定された検査条件にもとづき、値の範囲や図形の形状といった検査をセルの階層展開を行いながら高速に実行することが可能となりました。また、OASISデータに含まれる様々な情報を単にDUMP出力するだけでなく、階層構造やセルの一覧、図形サマリなどの情報も個別に出力できるようになりました。これにより、データ内容を容易にチェックすることができます。OASISデータ受け入れのインフラ整備が急務となる中で、これらの機能追加や性能向上により、煩雑な検査の容易化と高速化を実現することができます。

富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 共通技術本部 共通テクノロジ開発統括部 統括部長の横田昇氏は次のように述べています。「OASISへのデータ移行にともない、インフラ整備を急ピッチで進めることが迫られている中で、煩雑な受け入れ検査と処理の高速化がボトルネックとなっています。TOOL社のOASIS-Utilityは、当社が必要としている検査に対し、様々なチェック機能を有しており、各種検査を高速に実行することができるツールと言えます。今回の導入により、当社のOASISデータ受け入れのインフラ整備を加速させることができます。」

TOOLの代表取締役社長、本垰秀昭は次のように述べています。「このたび富士通マイクロエレクトロニクスにOASIS-Utilityの最新版を採用いただいたことにより、同社のOASIS関連の環境整備に貢献できることを大変光栄に思います。今後も、お客様のOASISに対するニーズをタイムリーかつ的確にとらえ、様々なご要望にも柔軟に対応してまいる所存です。」

OASIS-Utilityについて
OASIS-Utilityは、OASISフォーマットへ移行するために必要な機能を兼ね備えたモジュール群です。GDSファイルとの相互変換やOASISフォーマットのチェック、セルやエレメントなどの編集や加工、セルの階層展開、フォーマット情報の出力、テキストとの相互変換などを行う複数のモジュールで構成されています。OASISフォーマットで許されている様々な正規表現に対して正確な変換を行うには、多岐に渡る検査の結果確認に膨大な時間を要し、データの大規模化にともなう処理時間もボトルネックとなっています。OASIS-Utilityは、これらのボトルネックを解消し、OASISデータへの円滑な移行を可能にします。

TOOLについて
TOOL社は、EDAツールの開発を中心に取り組む日本のソフトウェア開発会社です。特にレイアウト設計フェーズ以降では、自社開発ツール「LAVIS」や「MaskStudio」を代表に多くの実績を積んでいます。当分野での豊富な経験から開発されたパッケージソフトウェアとカスタムソフトウェア開発技術との融合により、お客様の問題解決に的確なソリューションを提供いたします。会社および製品の詳しい情報については、http://www.tool.co.jp/ をご覧ください。