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シノプシス、DesignWareデータ・コンバータIPを拡充、40nm対応へ

2009年11月24日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 - 半導体設計・製造ツールならびにIPの世界的リーダーであるシノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、40nmプロセス・テクノロジ対応の各種データ・コンバータIPソリューションを発表した。これらのIPは、高性能/超低消費電力/超省面積が求められるブロードバンド・ワイヤレス通信/ブロードバンド・有線通信/ビデオ関連のデザイン向けの製品群である。今回の新しいIPの追加により、シノプシスのDesignWare Data Converter IPソリューションは、オーバーサンプリングΣΔ型アナログ-デジタル・コンバータ(ADC)、パイプライン型ADC、SAR型ADC、カレント・ステアリング型デジタル-アナログ・コンバータ(DAC)、その他の一般的なADCやDACからなる100品種を超えるデータ・コンバータIP製品を提供することになる。

シノプシスは、シリコン実証済みで高品質な幅広いデータ・コンバータIP群を、世界中の主要各国に展開するエキスパート・エンジニアによる技術サポートとともに提供することにより、設計者がこれらの機能をSoCに組み込む際の開発リスクを削減し、開発スピードを向上し、最初のシリコンで開発を終了できるよう支援する。

川崎マイクロエレクトロニクス株式会社 ストラテジック・マーケティング担当副社長のTommy Aizawa氏は次のように語っている。「シノプシス社は、シリコン実証済みの最先端データ・コンバータIPソリューションを提供してくれる非常に信頼できるパートナーです。そのIP品質、技術的専門知識、技術サポート力は、我々が開発リスクを抑えつつ高度に差別化した製品を市場投入するのに非常に重要な役割を果たしてくれています。これにより、当社のお客様は、特にホーム・ネットワークをターゲットにした高性能なネットワーク機器に独自機能を盛り込んで提供できるようになります。シノプシス社と長年に渡って築いてきた協力関係により、我々は将来の製品開発に向けた強力かつ信頼性の高い開発計画を立てることができます」

DesignWare Data Converter IPは、様々な製品ニーズに対応したソリューションを提供している。


●広いダイナミックレンジと低消費電力が求められるブロードバンド・ワイヤレス通信/ブロードバンド・有線通信/ビデオ関連製品向けIPとして、DesignWare Dual Pipeline ADCならびにDACを提供。

 - 12ビット解像度と200MSPSサンプリング・レートを実現。

●2GからLTEまで数世代にわたる通信プロトコルに対応しなければならない携帯機器向けIPとして、DesignWare Dual Sigma-Delta ADCを提供。

 - 12ビット解像度に対応し、狭帯域と広帯域のチャネルを低消費電力でデータ処理。

●高解像度TV画像/標準解像度TV画像/グラフィックビデオ・フォーマットのデータ処理を行うビデオ機器向けIPとして、DesignWare Video DACを提供。

 - 12ビット解像度と300MSPSサンプリング・レートを実現。

●低いレートでサンプリングを行う一般的な計測装置向けIPとして、DesignWare SAR ADCならびにDACを提供。

 - 12ビット解像度を実現

●同じく、DesignWare Sigma-Delta ADCを提供。

 - 14ビットの高解像度を実現

これらのデータ・コンバータIPは、必要とされる情報を生成するだけでなく、RFや他のトランシーバの接続を容易に実現するための非常に柔軟なアナログ・インターフェイス機能などの付加機能も内蔵しているため、外付けのコンポーネントは不要となる。したがって設計者は、シリコン・コストを削減できるだけでなく、これらのIPをSoC上に組み込む作業が極めて容易になる。

シノプシス ソリューション・グループのマーケティング担当副社長 John Koeterは次のように述べている。「シノプシスは、12年以上にわたり、様々な製品分野をサポートできるアナログIP群をご提供してまいりました。そして今後も、最新のテクノロジに対応し、かつ高性能/省電力/省面積の点で抜きん出たIP製品をご提供していくための巨額の開発投資を継続してまいります。広範囲に渡るお客様の実設計で様々な世代のプロセス・テクノロジを用いたシリコン実績を豊富に持つDesignWare Data Converter IPソリューションにより、開発リスクを抑えてSoCにアナログIPを容易に組み込み、差別化された製品をいち早く市場に投入する必要のある設計者の皆様を支援してまいります」

<出荷時期>
40nmプロセス対応のDesignWare Sigma-Delta ADC、Current Steering DAC、Video DAC、General Purpose ADC/DACは、2010年 第一4半期の提供を予定している。DesignWare Data Converter IPソリューションは、世界の主要ファウンドリが提供する180nmから65nmまでの先端プロセス・テクノロジで使用可能である。詳細情報はhttp://www.synopsys.com/dataconvertersより入手可能。

<DesignWare IPについて>
シノプシスは、システムオンチップ向けの高品質かつシリコン実証済みのコネクティビティIPならびにアナログIPのリーディング・プロバイダである。シノプシスの多岐にわたるコネクティビティIP群は、デジタル・コントローラIP/PHY/検証用IPからなる完全なIPソリューションとして提供されており、USB/PCI Express/DDR/SATA/HDMI/ MIPI/Ethernetなど業界で広く採用されているプロトコルを実装するための各種IPを提供している。またアナログIPファミリーも、アナログ-デジタル・コンバータ/デジタル-アナログ・コンバータ/オーディオ・コーデック/ビデオ・アナログ・フロンロエンド/タッチスクリーン・コントローラなど、多岐に渡る。
さらにシノプシスは、シリコン完成前の段階でソフトウェア開発を開始するために必要となるバーチャル・プラットフォームを作成するためのSystemCベースのトランザクション・レベル・モデル群も提供している。
DesignWare IPは、信頼性の高い開発手法、品質確保のための巨額の投資の所産であるだけでなく、包括的な技術サポートとともに提供されているため、設計者は、IPのSoCへの統合リスクを最小化し、最終製品の市場投入までにかかる期間を短縮することができる。詳細情報はhttp://www.synopsys.com/designwareより入手可能。DesignWare IPコミュニティーへのご参加はこちらから。http://twitter.com/designware_ip


<シノプシスについて>
電子設計自動化(EDA)ソリューションの世界的リーダーであり、半導体の設計ならびに製造に用いられる各種のソフトウェア、設計資産(IP)、サービスを全世界のエレクトロニクス関連企業に提供している。設計/検証/IP/製造/FPGAの各ソリューションで構成されるシノプシスの包括的な統合環境により、顧客企業が設計や製造段階で直面している重要な課題、すなわち消費電力や歩留まりの管理、システム設計段階からシリコン製造段階までを網羅する総合検証、開発期間の短縮といった課題を克服することが可能になる。各種テクノロジを駆使したこれらのソリューションを活用することにより、顧客企業は、開発コストや開発リスクを削減しつつ最高の製品を迅速に市場投入することが可能となり、競争力を高めることができる。カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置き、事業所は北米、ヨーロッパ、日本、アジア、インドなど65ヶ所。詳細な情報は、http://www.synopsys.co.jpより入手可能。

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Synopsys、Galaxy、Discovery、ConfirmaおよびDesignWareは、Synopsys, Inc.の商標もしくは登録商標です。その他の商標や登録商標は、それぞれの所有者の知的財産です。


<お問い合わせ先>
日本シノプシス合同会社 
フィールド・マーケティング・グループ藤井 浩充
TEL: 03-5746-1780
FAX: 03-5746-1781