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Berkeley Design Automation と Solido Design Automation、 ナノメータICばらつき解析を加速

1月26日、カリフォルニア州サンタクララ - 統合された回路検証プラットフォームAnalog FastSPICE™ (AFS Platform) を提供するBerkeley Design Automation Inc.と、Variation Designerを提供するSolido Design Automationは本日、ナノメータ設計のプロセスばらつきリスクをトランジスタ・レベルで迅速に低減する実証済みのフローを発表しました。ある大手ファブレス半導体メーカーからのニーズに応じて、両社はVariation Designer のエンジンとしてAFS Platformを利用するソリューションの開発を行いました。その結果、ばらつきに関連したリスクを設計者が迅速に低減することのできる、ばらつき解析機能が完成しました。

Analog FastSPICE Platform(AFS Platform)はアナログ、ミックスシグナル、RF設計のための業界で唯一の統合回路検証プラットフォームです。常にフルSPICE精度の結果を提供しつつ、従来のSPICEと比較して5倍から20倍優れたパフォーマンスを達成し、1000万素子以上のキャパシティを有する他、業界唯一の包括的なデバイスノイズ解析機能も備えています。AFS Platform は、先端的アルゴリズムと数値解析を駆使し、フル回路マトリクスおよびオリジナルのデバイス方程式を、ショートカットを使用することなく迅速に処理する単一の実行形式により提供されます。AFS Platformには、AFS Nano SPICE シミュレーション、AFS回路シミュレーション、AFS Co-Simulation、AFS Transient Noise Analysis、AFS RF Analysisのライセンスが含まれます。

「ナノメータ・プロセスでのアナログ、ミックスシグナル、RF設計のプロセスばらつきによる歩留まり損失を短期間に低減することは、量産ナノメータICにおいてきわめて重要な要件です。」Berkeley Design AutomationのPresident and CEO、Ravi Subramanianはこのように述べています。「実績のあるSolidoのVariation DesignerとBerkeley Design AutomationのAFS Platform との統合による優れた結果は、両社共通のお客様に対して生産性と設計TATの劇的な向上をもたらすでしょう。」

Solidoの Variation DesignerおよびPVT (process, voltage, temperature) Corner、Statistical、 Proximity アプリケーションパッケージをトランジスタレベルの設計に適用することにより全体的、局所的、環境的、および近接関連のばらつき効果を考慮することができます。これらのソリューションを活用することで、設計品質の向上とばらつきリスクの低減をより短期間に実現することができます。Variation DesignerはPVTコーナーシミュレーションから統計解析まで、トランジスタレベル設計サイクル全体で適用し、ミスマッチ効果や歩留まりの判定を行います。

「Variation Designerは、ナノメータ設計におけるプロセスのばらつきによる問題をトランジスタレベルで解決する、スケーラブルかつ拡張可能なソリューションを提供しています。」Solido Design AutomationのPresident and CEO、Amit Gupta氏はこのように語っています。「AFS Platform をVariation Designerのシミュレーションエンジンとして使用することにより、高速なばらつき解析と修正機能を提供することができます。共通のお客様は統合されたフローの優れたパフォーマンスにより直接的なメリットを実感されるでしょう。」