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STARCのQAデータベース上で認証されたケイデンスの設計ソフトウェアにより、

品質検証環境の利用でチップ設計の高品質を確保

電子設計のイノベーションで世界をリードするケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下ケイデンス)と、日本のエレクトロニクス企業のコンソーシアムである株式会社半導体理工学研究センター(Semiconductor Technology Academic Research Center、以下STARC)は、1月28日(米国現地時間)、STARCのメンバー企業が、先端チップ設計に使用する電子設計自動化(EDA)ソフトウェアの品質を検証するための環境構築の協業について発表しました。STARCは、メンバー企業で使用されるEDAソフトウェアの品質を認証するために、メンバー企業からの協力を得てリグレッション・テスト環境を構築しました。

今日の設計者は、限られた期間内にきわめて複雑な新しい半導体を設計しなければならいないという厳しい要求に直面しており、設計ソフトウェアに対して出来る限り高いレベルの信頼性を求めています。STARCは、メンバー企業向けに設計フローを評価し、構築するという役割を担っており、その一貫として、メンバー企業が先進的な設計プロジェクトに着手する前に、新しい設計ソフトウェアをテストする検証メソドロジを開発しました。
このメソドロジでは、STARCが開発し、統合した共通のテスト環境を使用して、大規模な設計向けのリグレッション・テストを実施し、設計ソフトウェアにおける新バージョンと現行バージョンの差異などを速やかに特定します。テスト結果は、STARCの品質保証データベース(quality assurance database: QAデータベース)に保存され、そのレポートがSTARCのメンバー企業に送付されます。設計者はこれらのレポートを活用することで、設計の要求に合致した高い品質のフローを迅速に構築することができます。

現在このQAデータベースで認証されたソフトウェアには、ケイデンスのConformal® Constraint Designer、Encounter® Timing System、Encounter Digital Implementation Systemが持つStatistical Static Timing Analysis (SSTA)機能、および Encounter RTL Compilerが含まれています。

STARCコメント:
西口 信行 氏(執行役員、開発第1部長):
「STARCの最も重要な役割の一つは、メンバー企業が使用する半導体設計ソフトウェアの品質と精度の検証を支援することです。今回のケイデンスとの協業は、STARCとメンバー企業が開発したテスト・データを使用してソフトウェアの品質検証を行い、STARCのメンバー企業の要求事項に最大限合致することが確認できるため、我々の使命を果たすことができます。」

ケイデンス・コメント:
Chi-Ping Hsu(米国ケイデンス、Senior Vice President、Research and Development of Implementation Group):
「極めて重要なソフトウェアの品質を保つことは、ケイデンスにとって最優先項目です。我々はSTARCと協力して、実際の設計を使用したソフトウェアの検証フローを構築できたことを嬉しく思っています。この協業は、ケイデンスが品質重視の点でも業界をリードする比類のない企業であることを示すものであり、この協業の成果により、検証とテストの結果が設計者の要求を満たしていることを確実にすることができます。」

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この件に関する問い合わせ先
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