プレスルーム

マツダ、電子制御装置の開発にシノプシスのバーチャル・プロトタイピング・ソリューションを活用

バーチャル・プロトタイプによってテストコストを削減し、コーナーケース・テストを容易化

要旨
1) シノプシスのバーチャル・プロトタイピング・ソリューションが、マツダ株式会社(以下、マツダ)の電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)のような高度に複雑な電子システムの開発期間と開発コストを大幅に削減
2) マツダが、シノプシスの高速シミュレーション環境で高精度なモデルを用いてECUの安全性、信頼性、品質を向上
3) シノプシスのバーチャル・シミュレーション環境CoMET/METeorが、その他の開発ツールとの緊密な統合開発環境構築を容易化

2010年1月11日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 - 半導体設計・製造ツールならびにIPの世界的リーダーであるシノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、乗用車大手メーカー マツダが、CoMET/METeorを用いて、同社の電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)の検証に、シノプシスのバーチャル・プロトタイピング・ソリューションを活用していると発表した。マツダは、過去一年間、METeorが提供する組込みソフトウェア開発環境を用いて同社のECUシステムの検証をバーチャル環境で実施しており、実際の自動車を使ったテストや、HILS(Hardware In-the-Loop Simulation)テスト装置による検証を削減することにより、開発期間や開発コストの大幅な抑制の可能性を見出している。バーチャル・プロトタイプ作成ツールCoMETが生成する高精度なモデルを使って、危険な実地テストやテスト・コンディションを統一条件に維持したテストをバーチャルに実施し、高次元の安全性、信頼性、品質を向上させている。

マツダの車両システム開発部 部長 内藤 久佳氏は次のように語っている。「今日では、ECUは車の性能とコストを左右する非常に重要な装置です。ECUの開発期間と開発コストの削減だけでなく、ECUの安全性と信頼性を確かなものとするためにも、バーチャル・プロトタイピングは必須の開発手法です。その手法として当社がシノプシス社のバーチャル・プロトタイピング・ソリューション CoMETとMETeorを選んだのは、同社のソリューションによってサイクル精度のモデル開発と高速なシミュレーションが実行できるからです。」

シノプシス ソリューション・グループのマーケティング担当副社長 John Koeterは次のように述べている。「現在、自動車に搭載されているソフトウェアは複雑化の一途をたどっており、数百万行にも昇る膨大なソフトウェア・コードは燃費性能から安全性能にいたるあらゆる性能に影響を及ぼすため、自動車メーカー各社はその開発に日夜格闘しています。バーチャル・プロトタイピングは、この課題の克服に必須となる設計フローの中核をなすソリューションです。特にECUの開発にあたっては、システム・バリデーションとソフトウェア開発を、設計フローの早期段階に高い品質レベルで実行することが非常に重要であり、その自動車の市場での勝敗を左右することになります」

バーチャル・プロトタイプは、半導体上のシステム全体をソフトウェア・モデルで表現したものである。システム開発者とソフトウェア開発者は、バーチャル・プロトタイプを活用することによって、半導体の実機が完成する数ヶ月も前から、システムやソフトウェアの開発とデバッグを行うことが可能になる。シノプシスのバーチャル・プロトタイピング・ソリューションは、他の開発ツールとの統合開発環境の構築が容易で、マルチコア・システムの解析/デバッグに強く、実機スピードでのシミュレーションを実行でき、実際のインターフェイスの適用もできるため、開発者の生産性が向上する。このソリューションにより、ハードウェアとソフトウェアの平行開発を実現できるため、組込みシステム開発者は、ハードウェアとソフトウェアの統合完了までの期間を劇的に短縮でき、製品の市場投入までにかかる期間を削減することができる。

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Synopsys、CoMET、METeorは、Synopsys, Inc.の登録商標です。その他の商標や登録商標は、それぞれの所有者の知的財産です。



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